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2006.03.19

総務省 住民基本台帳カードの利活用手法等に関する検討会報告書

 こんにちは、丸山満彦です。総務省から、「住民基本台帳カードの利活用手法等に関する検討会報告書」が公表されています。住民基本台帳カードの多目的利用等を推進するための課題及び推進方策について検討してきたようです。

 
■総務省
・2006.03.17 「住民基本台帳カードの利活用手法等に関する検討会報告書」の公表

・・概要
・・報告書

その他、参考資料多数です。

 住民基本台帳カードの普及率は、住民基本台帳人口比0.54%、発行枚数約68万枚だそうです。

 私は住民基本台帳カードは持っていませんが、特段不便なことはなく、持っていても困っていないのですが、普及しないと困ったことになる人がいるのかも知れませんね。いろいろな普及の方法が検討されたようです。

 住民基本台帳カードに係る現行制度の課題として、以下の項目が整理されています。

=====
○ 条例を制定しなくても住基カードの多目的な利用ができるような仕組みができない
か(全国的に利用可能なサービスメニューを増やすべきではないか。)。

○ 市町村を移動しても失効、返納しなくてもよいようにできないか。

○ 住民がもっと取得したくなるようなインセンティブを与えることができないか。
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このうち3つ目の「住民がもっと取得したくなるようなインセンティブを与えることができないか。」について
=====
→ 住基カードの交付手数料については、市町村が交付するカードの一枚化(既存のカードの交換)、各種行政事務での本人確認の重要性などの行政目的に基づいて、財政負担の問題も考慮した上で市町村の判断で手数料を無料化することも考えられ、住基カードの多目的利用と合わせて、検討することが望まれる。
また、インセンティブの付与として、住基カード又は公的個人認証サービスを利用した各種サービスを提供する場合の手数料を減額することなどについても積極的に検討することが必要である。等
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と、概要に書かれています。無料で配布するのは、税金を使うということで、結局住民の負担になるということですよね。いらないと思っている人にまで、住民のお金をかけて配布すべきかを検討する余地はありますね。

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Comments

住民基本台帳カードを個人が持つことで、どういう出力があるのでしょうかね?

そもそも公的個人認証が必要なケースがあまり無いし、自動車運転免許証のように「何かするから必要」というのが無いのでは、ちょっと使わないのが普通ですよね。

Posted by: 酔うぞ | 2006.03.19 at 12:12

酔うぞさん、コメントありがとうございます。
必要であれば使うし、必要なのに不便であれば、文句がでるでしょう。

技術変化や制度変化が新たなニーズを作り、マーケットを創造するということはあるのですが、制度変化が国民のHappyの総和を最大化するのかという点で考える必要があるのでしょうね。

Posted by: 丸山満彦 | 2006.03.20 at 10:11

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Tracked on 2006.03.19 at 17:59

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