野村総合研究所 日本版SOX法に関するアンケート調査結果
こんにちは、丸山満彦です。野村総合研究所(NRI)が日本版SOX法(多分、SOX404条部分)についての意識調査をしたようですね。
■野村総合研究所
・2006.02.21 日本版SOX法に関するアンケート調査を実施
=====
「具体的な作業を実際に開始した」という回答は23.0%にとどまっている
=====
4社に1社は具体的な作業をしている!ことになりますが、
実感値としては、実際より高いイメージですね(母集団がどうだって話がありますからね・・・)。
実施基準が発表されない段階では、何をすべきかが明確になりませんね。もちろん、SOX(米国の実務)と同じと仮定すればすることは明確だし、やるべきことがいっぱいあることがわかるんですけどね。米国とあえて違う制度にする必要性はまったくないというか、むしろ違う制度だと国際的比較性の観点からよくないので、同じ制度にするのがよいでしょうね。
いったん、国際的に統一してから、問題点を国際的に修正していく。これが王道だと個人的には思います。
■アットマークIT
・2005.02.22 日本版SOX法に上場企業の80%が「負荷が大きい」、NRI調査
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
« 総務省 ユビキタスネット社会の制度問題検討会 | Main | 公認会計士協会 パブコメ IT委員会報告第3号「財務諸表監査における情報技術(IT)を利用した情報システムに関する重要な虚偽表示リスクの評価及び評価したリスクに対応する監査人の手続について」の一部改正 »
Comments