政府 情報セキュリティ3ヵ年計画
こんにちは、丸山満彦です。2005.12.12の日経新聞の夕刊によると、政府が13日の「情報セキュリティ政策会議」でまとめる情報セキュリティに関する初の3ヵ年計画案の内容が明らかになったそうです。
■日経新聞
・2005.12.12 夕刊 企業の情報セキュリティ充実 政府入札参加の条件 情報安全3ヵ年計画案
・2005.12.12 企業の情報セキュリティー充実、政府入札参加条件に
日経新聞の記事によると・・・
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(前略)企業の積極的な対応を促すため、情報システムなどの政府調達では企業の情報セキュリティ対策の取り組みを競争入札の参加条件の一つに据える方針などを盛り込んだ。
情報通信や鉄道、ガスなど十業種を「重要インフラ」と位置づけ、2009年度初めにシステムトラブルで業務停止などに陥る「IT障害」を限りなくゼロに近づける目標を設定。業界ごとに安全基準を作成し、情報を共有・分析する専門組織を整備するほか、協会を超えた「重要インフラ連絡協議会」も設置する。
政府機関も対策を強化し、統一基準を世界最高レベルに引き上げる。今後、生体認証などの新システムを早期に導入することを打ち出した。地方自治体の安全度を高めるために「自治体情報共有・分析センター」を創設することも検討する。
(後略)
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前から言われているものも当然に含まれていますね。そのほか、「情報セキュリティ天気予報」の公表も検討しているようです。
また、IT利用に不安を感じる個人を限りなくゼロに近づけるとも・・・。
【参考】
・内閣官房 情報セキュリティセンター
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