情報ネットワーク法学会 第5回研究大会
こんにちは、丸山満彦です。情報ネットワーク法学会の第5回研究大会が2005.11.26に名古屋の南山大学で開催されます。
例年通り、ちょうー豪華メンバー&若い研究者による発表もあります。アカデミック&実務的で発表の質が高いのがこの学会の特徴ですね。
また、セキュリティ方面に目が行きがちですが、法情報学という分野の発表があり、面白いですよ。
■情報ネットワーク法学会
・第5回研究大会開催の御案内
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■開催日
11月26日(土) 午前9時より総会、9時35分より研究大会
■会場
南山大学名古屋キャンパス(D棟)
愛知県名古屋市昭和区山里町18
■参加費
会員 = 無料
非会員= 一般1万円、学生2,000円 (当日会場受付で支払い)
*会員以外の方の参加料は、入会された場合に年会費へ充当します。
■参加申込方法
11月18日(金)までは、[専用フォーム]で受付。以降は当日会場で。
■懇親会
大会参加申し込みフォームで同時受け付け
会費 6,000円
大会終了後、懇親会(先着120名)を予定しています。
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非会員の方は1万円かかりますが、そのまま学会に入会されると(といっても、学会なので一応入会の審査はありますが・・・)1年目の会費に回されますので、お得だと思います。
【大会プログラム】
<個別報告>(午前中予定)
第1シリーズ 情報セキュリティ(1) 9:35-12:10
(1-1) 「情報セキュリティ法」の体系化の試み
林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学)
(1-2) 不正アクセス行為の二つの文理解釈について
高木浩光(産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター)
(1-3) 電子署名の安全な利用と電子署名法の課題:施行状況検討の年にあたって
米丸恒治(神戸大学大学院法学研究科)
(1-4) 秘密鍵唯一性の保全と電子認証の信頼性レベル
山本隆彦(株式会社松村組),河野哲夫(日本電子認証株式会社)
第2シリーズ 法情報学 9:35-11:35
(2-1) メタデータを用いた例規集検索システムの構築
原田 隆史,近藤 陽一(慶應義塾大学文学部)
(2-2) 画像、動画、音声検索エンジンに関わる技術とその法的問題点
井上理穂子(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科)
(2-3) わが国におけるロー・ライブラリーの未熟性と発展性
門 昇(大阪大学大学院法学研究科)
第3シリーズ 情報セキュリティ(2) 9:35-12:10
(3-1) サイバースペースにおける表現内容規制:規制要素(regulator)としての「コード」と 「法」を中心として
小倉一志(北海道大学大学院法学研究科)
(3-2) 金融ビジネスにおける情報システムセキュリティのあり方について:偽造キャッシュカード問題に関するスタディグループ最終報告書を足がかりに
杉浦宣彦(金融庁総務企画局企画課金融研究研修センター)
(3-3) 電子取引の決済における情報セキュリティと民事責任
吉田祈代(中央大学大学院、金融庁総務企画局企画課金融研究研修センター)
(3-4) ネットワーク上への個人データ流出と被害拡散防止制度について
橋本 誠志(徳島文理大学)
<基調講演>(午後)
1.山口英(内閣官房情報セキュリティ補佐官・奈良先端科学技術大学院大学教授)13:10-14:10
2.上田修一(慶應義塾大学文学部教授、日本図書館情報学会会長)14:15-15:15
<パネルディスカッション>15:20-17:50
分科会(情報セキュリティ部門)
「コンピュータ・フォレンジック」
コーディネータ:佐藤慶浩(日本ヒューレットパッカード)
分科会(法情報学部門)
「法学教育とライブラリー」
コーディネータ:指宿信(立命館大学)
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
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