外務省 対外情報機能強化に関する懇談会報告書
こんにちは、丸山満彦です。外務省の「対外情報機能強化に関する懇談会」が2005.09.13に報告書を提出していました。・・・
■外務省
・2005.09.13 対外情報機能強化に関する懇談会(報告書の提出)
・・報告書
国際社会における様々な課題に迅速に対応しつつ、戦略的な外交を推進していくためには、優れた対外情報収集・分析能力が不可欠
ということで、開催された会議のようですね。
外務省の情報組織の課題として
( 1 ) 情報収集機能の強化
( 2 ) 情報分析能力の強化
( 3 ) 対外情報機能強化の基盤整備
をあげています。
そして、「特殊な対外情報を扱う固有の機関」の設置を提案しています。
情報機関の長い歴史と経験を有する英国では、秘密情報機関(SIS)を設置し、外務大臣の下におきつつ、固有の活動を行う体制としているが、このような方式はわが国としても参考になる。かかる情報を扱う機関は外交政策の遂行という大枠の中で活動することを原則とすべきであり、従って、このような機関は、外務大臣の下に置くのが妥当であろうと考える。
この委員会の「江畑謙介」先生は、内閣官房情報セキュリティ政策会議の構成員でもありますね。
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
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