情報セキュリティの問題は誇張されている?
こんにちは、丸山満彦です。 Gartnerが「誇張されているセキュリティリスク」を指摘していますね(ITメディア)。まぁ、この記事もバイアスがあるのかも知れませんが・・・・
■ITメディア 2005.06.10
・Gartner、「誇張されているセキュリティリスク」を指摘
誇大宣伝されているセキュリティ問題のトップ5は次の通りらしい・・・
①モバイルマルウェア
②VoIPの危険性
③無線ホットスポットへの懸念
④規制遵守
⑤スーパーワーム
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
Comments
最近つくづくと感じるのですが「何をするのですか?」「何が危険ですか?」と言った質問というか発言ばかりのように感じます。
実際の社会は、そういうデジタル的に答えが出る学校の試験のようなものではなく、正に諸刃の刀のような「使いよう」なものばかりです。つまりアナログ的ですね。
このところ高校の総合学習の講師を引き受けていますが、学校はあらゆるところに「1か0か」的な適用をしがちだというのが良く分かります。
その結果、高校生を子供扱い(小学生という意味)しているのではないか?と思うところがあります。
まぁデジタル的な表現の方が簡単ではあるのですが、アナログ的な話しをデジタル的に表現するには繰り返して表現するしか無いんだと思いますがね。
酔うぞ拝
Posted by: 酔うぞ | 2005.06.13 08:30
酔うぞさん、コメントありがとうございます。
Gartnerの記事をもう少し丁寧に拾うと
① モバイルマルウェア
② VoIPは安全ではないという見解
③ 無線ホットスポットへの懸念
④ 規制遵守=セキュリティという見方、
⑤ そしてものの数分でインターネットに広がるスーパーワームという考え方
結局、2005.06.09に書いた
「ゆがめられる情報セキュリティ対策」と同じ問題ですね。
wakaさんや、夏井先生のコメント
も参考になりますね。
さて、酔うぞさんの「01問題」はもう少しよく考える必要がありそうですね・・・
Posted by: 丸山満彦 | 2005.06.13 19:11