国税でも 振り込め詐欺被害?
こんにちは、丸山満彦です。税務署に行って驚いたのですが、税務署にも振り込め詐欺に気をつけろのポスターが・・・・
窓口の職員の人に聞くと、国税庁の職員を装って振り込め詐欺を働いた人がいたとのこと。そこでポスターで警告しているとのことです。
窓口の職員によると、かならず窓口で支払うか、金融機関の「窓口」で支払ってくださいということです。金融機関の口座に国税を支払うことはありません。銀行から日本銀行の政府口座に振り込まれることになりますので・・・
書類ができあがる間、職員の方と話をしていたのですが、にせ税務職員が個人情報を問い合わせてきたり、不動産の取引価格を聞きだそうとしたり、納税証明書が偽造されたり、いろいろあるとのことです。
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
Comments
丸山 様
こんにちは。
国や自治体の職員等にも偽物が出現したとなるとかなり大事ですね。
今後の対策としては,次のようなものが考えられるでしょう。
1) 国及び自治体の職員,裁判官及び検察官等を含む国及び自治体の公務員,国会議員及び地方自治体議会議員並びに国及び自治体から委託を受けた受託業者の従業員(以下,「公務員等」という。)の顔,虹彩,指紋,掌静脈紋,DNAなどを完全にデータベース化する。
2) 公務員等には,上記個人識別データの入ったRFIDチップを埋め込んだ認識カードまたは証明書等(以下「RFIDチップ」という。)の携行を義務付ける。
3) 全国民に対し,上記RFIDチップ内のデータと照合可能な読取装置を無償(国庫負担)で配布する。
4) 読取装置とデータベースとの接続にかかる電話料金等を全額国庫負担とする。
5) 公務員等については,RFIDタグを携行する結果生ずるプライバシー侵害について一切の損害賠償請求権を認めない旨の特別立法をする。
6) RFIDチップの偽造等の事態が発生した場合には,公務員等の体内にRFIDチップを強制的に埋め込むことができるように特別立法をする。
このようにすれば,非接触により,本物の職員かどうかを国民が安心して識別可能になるでしょう。
今後は,役所の中などにも偽物が出現する可能性があるので,国民が窓口で本物の職員かどうかを確認できる携帯型の読取装置の開発も急務となるかもしれませんね。
Posted by: 夏井高人 | 2005.05.06 15:05
夏井先生、コメントありがとうございます。かの3億円事件でも、ニセ警官により盗まれたわけですから、重要ですね・・・。
ドラマとかでも、警察手帳を見せるシーンの代わりに、容疑者が携帯型RFID読取装置をかざして、本物である事を確認するようになるんでしょうね。この認識にちょっと時間がかかるので、現行犯逮捕の可能性が高まりますね・・・
ところで、国家公務員は24時間公務員なので、やっぱり24時間身分証を携行していなければならないってことになったりするのかなぁ・・・。
Posted by: 丸山満彦 | 2005.05.06 16:09
丸山 様
こんにちは。
> この認識にちょっと時間がかかるので、現行犯逮捕の可能性が高まりますね・・・
気付かなかったけど,確かにそうなりますね。^^;
未来の刑事ドラマは,少し間抜けた感じになりそうです。
ちなみに,認証装置をとり出して確認しようとしないですぐに逃げ出す者は,容疑者と推定してかまわないだろうと思います。
それから,認証装置にもIDが付いているでしょうから,認証しようとすると認証する側も認証される側も同時に個人識別されてしまう可能性もありますね。
Posted by: 夏井高人 | 2005.05.06 17:03
夏井先生、コメントありがとうございます。住民全員にRFIDを携帯する事を義務づけ、全員に国庫からRFID認識装置を配布する世界というのは、お互いが嘘をつきにくい、裏切りあうことが困難な世界となるでしょう。それはそれで幸せかもしれませんよ。
その人に10cmまで近づけば、その人の名前と住民基本台帳番号が読み取れる。後は、その人の履歴を調べることにより、その人の人となりがわかる。RFIDを他人に貸与したり、携帯せずに外出すると罰せられる。
法人が情報公開するように、自然人も情報公開をし、透明性を確保する。
RFIDを消費者にのみ携帯させるから問題であって、販売主に対しても持たせるようにすると案外問題がないかもしれない。国民にRFIDを携帯させるだけでなく、公務員がRFIDを携帯しなければならないようにすればこれも問題ないかもしれない。つまり全員が全員によって監視される社会というものです。
昔の田舎の閉鎖的な社会と同じ状態が、現在の都会においてもRFIDによって実現することができるのかも知れません。
というのは、冗談ですが・・・
Posted by: 丸山満彦 | 2005.05.06 23:44
丸山 様
おはようございます。
> 昔の田舎の閉鎖的な社会と同じ状態が、現在の都会においてもRFIDによって実現することができるのかも知れません。
それもいいかもしれませんね。
政府審議会の中の若干の方々や一部企業の方々は,RFIDタグの普及が急務だと力説し,「プライバシー侵害のおそれはない」と断言されているようですから,まずそういった方々から率先して体内にRFIDチップを埋め込み,誰からでも「あぁ~~あの人だ」と分かるようにすることから始めてみてはいかがでしょうか?
多くの人々に常に検知され,「あのとき**社の社長さんと一緒にいたのは**議員さんだった」とか「あのホテルに泊まったのは**社の社長さんと銀座の某ホステスさんみたいだよ」みたいな情報な毎日「2ちゃんねる」に山ほどアップされる日が楽しみです。
これによってほとんどすべての腐敗と汚職を防止することができるでしょう。
Posted by: 夏井高人 | 2005.05.07 10:34