INTEROP 2005で個人情報保護
こんにちは、丸山満彦です。6月6日よりINTEROPが開催されます。今年も岡村先生、鈴木さん、新保先生と個人情報保護関係の話をします。INTEROPで個人情報保護の話をするのは今年で3年目ですね。毎年(といっても2年間ですが)、おかげさまで好評のセッションとなっているようです。個人情報保護法完全施行後ということで、施行後浮き上がってきた問題点などいろいろネタはつきませんね。
■INTEROP TOKYO 2005
・コンファレンススケジュール
われわれのセッションW17は6月9日の朝10時から夕方6時まで。お昼の休憩をいれても7時間たっぷり時間があります。ふつうは、2時間程度しか時間がないので、これからいいところ・・・というタイミングで終わってしまうのですが、INTEROPでは時間があるので各論にまで踏み込んで話ができますね。私はセキュリティ部分(安全管理措置)と監査の話ですね。
■W17 個人情報保護法の本運用
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個人情報保護法の本運用
Operational reality of protection for personal information
Moderator / Speakers
【Moderator】
岡村 久道
弁護士法人英知法律事務所
【Speakers】
鈴木 正朝
ニフティ株式会社
法務部/情報ネットワーク法学会
新保 史生
筑波大学大学院
図書館情報メディア研究科 助教授
丸山 満彦
監査法人トーマツ/情報システムコントロール協会(ISACA)
後藤 滋樹
早稲田大学
理工学部 教授
IT社会における個人情報の適正な取り扱いに関するルールなどを定めた個人情報保護法が昨年成立し、2005年4月1日から全面施行されました。この法律は、ごく零細な一部事業者を除いた民間事業者(私立学校を含む)全般に適用されますが、コンピュータ処理情報を主要対象とするものであり、個人データに関し情報セキュリティを図り、従業者・委託先に対する監督などの義務を課しています。
続々と発生する大量漏えい事件が社会問題となっている現在、全面施行の後の約9ヵ月後に控え、政令および省庁ガイドラインを踏まえて、事業者として不可欠な個人情報保護法への対応の実際を、本ワークショップでは、第一人者による連続講演とパネルディスカッションにより構成します。
【要旨】
・個人情報保護法の概要と最新動向
・経済産業省個人情報保護法ガイドラインの内容(予定)
・企業における個人情報保護法コンプライアンス・プログラム
・大学における個人情報保護法への実務対応
・個人情報保護法と社内監査
・パネル: 個人情報保護法に管理者が果たすべき役割
【対象者】
・ネットワークサービスあるいは企業のネットワークの管理に責任のある立場の方
・ネットワークにおける個人情報保護に関心のある方
・ISMS の利用に関心のある方
・その他、ネットワークに関する法律問題に関心のある方
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さぁ、今年も楽しみですね・・・。
なお、新保先生は、「大学における個人情報保護法への実務対応」ではなく、「バイオメトリクスの利用と個人情報保護法上の課題」という話です。
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
Comments
6月9日木曜ですか・・・・。
高校生にロボサッカーの制作→プログラム教育というの毎週やっているので、木曜は無理ですね・・・・・。
Posted by: 酔うぞ | 2005.05.30 11:00
人材育成のコンサルタント会社のプロデュースをしています。
今回の金融庁の「目利き」についてのご意見をお聞かせください。
Posted by: おちあいプロデュース | 2005.05.30 13:29