偽造・盗難キャッシュカード関係 自民党の動き
こんにちは、丸山満彦です。日経新聞社ページに偽造・盗難キャッシュカード関係の記事がでていますね。
■偽造カード被害補償策、自民部会が了承(2005.03.29)
■盗難も補償対象に・カード被害で自民部会が了承(2005.03.29)
[ポイント]
偽造・盗難被害に対する金融機関の補償については、全国銀行協会自主ルールにより銀行側が原則として補償する方向で調整していることを踏まえて(参考:全銀協会長会見2005.03.22)、自民党では、立法化を前提とした作業を進めつつ、自主ルールの見直し状況などを見定めて法案の国会提出を最終判断することにするようです。
記事にも書いている通り、自主ルールについては、
①具体案が示されておらず不十分
②実効性も担保されていない
③郵政公社や漁協や農協などが対象範囲外
という課題もあるようです。
偽造だけでなく、盗難による引き落としについても銀行側に責任を負わせるという話もでてきているようですね。もちろん、偽造と盗難では銀行側が責任を負わなければならない条件が異なるべきでしょうが・・・
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
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