「迷惑メール撲滅に向け国内主要事業者がスクラム,対策団体を設立」
こんにちは、丸山満彦です。迷惑メール撲滅に向け国内主要事業者が「Japan E-mail Anti-Abuse Group」(JEAG)を設立するようですね。
■日経BP (2004.03.15)
「迷惑メール撲滅に向け国内主要事業者がスクラム,対策団体を設立」
発起人企業のIIJのウェブページにニュースリリースがあります。
■IIJ ニュースリリース2005.03.15
・迷惑メール対策グループ JEAG を創設
・PDF 202Kb
発起人企業は、
・株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)
・株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)
・KDDI株式会社(KDDI)
・パナソニック ネットワークサービシズ株式会社(hi-ho)
・株式会社ぷららネットワークス(ぷらら)
・ボーダフォン株式会社(Vodafone)
ですね。
発表資料によると、アメリカでは7割が迷惑メールだそうですね(肝心の日本ではどうなのだろうか?)。
検討事項として、
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迷惑メール対策技術導入に向けた評価および検討
- Outbound Port 25 Blocking導入の検討
- 送信ドメイン認証技術導入に向けた検証と評価
インターネット利用者、サービス提供者双方への迷惑メール対策の啓蒙
携帯宛迷惑メールの撲滅に向けた効果的な対策の実施検討
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があげられていますね。
Outbound Port 25 Blockingについては、一部の事業者がすでに実施していますね。
【参考】
■NTT-ME WAKWAK
・セキュリティ対策及び迷惑メール対策の更なる強化について(2005.01.07)
・Outbound Port 25 Blocking
■株式会社ぷららネットワークス
「ぷらら」が迷惑メール規制システムを導入(2004.12.17)
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■RBB Today
・Spamで検索
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Spamメールについては明治大学の平野進教授が詳しいですね
■総務省
・迷惑メールへの対応の在り方に対する研究会 中間とりまとめ(案)(2004.12.24)
・平野先生のご意見
このブログの中の意見は私見であり、所属・関係する組織の意見ではないことをご了承ください。
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