VISAとJCBが情報管理基準を共通化
こんにちは、丸山満彦です。本日(2005.02.22)の日経新聞に、VISAとJCBが会員保護のための情報管理基準を共通化するという話が載っていますね。クレジットカード会員の会員情報を保護するために、カード発行会社、加盟店ネットワーク会社に対して、VISAやJCBがセキュリティ基準を課し、それを遵守してもらおうとするものです。
■VISA プレスリリース(2005.02.21)
VISAでは、以前からAIS(account information security)プログラムを行っていますね。
●VISAのAISプログラム
クレジットカード番号が不正に利用されないように、加盟店などの情報セキュリティ対策についてのルールを定め、一定規模以上の加盟店等には、監査などのチェックを行おうとするものです。
JCBもこのスキームと同じスキームでチェックしていくことになるようですね。加盟店は、複数のカード会社の加盟店になっているのが普通なので、JCBとVISAが提携していくのはよいことですね。普段、ビジネスの上では火花を散らして戦っていると思うんですが、このような共通の問題については、協力して対応するというのは、すばらしいことですね。
AISプログラムのセキュリティ基準については、下記リンクから・・・
●AIS関連基準、ガイドなどのダウンロード
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