首相官邸と内閣官房のホームページ サイバー攻撃?
こんにちは、首相官邸と内閣官房のホームページがサイバー攻撃を受けた可能性があるとNHKのニュース(2005.02.24 00:00)で言っていました。
首相官邸など政府のウェブページへDOS攻撃が行われたようですね。DOS攻撃とは、Denial of Service attack(サービス不能攻撃)で、大量のデータをサーバに送りつけることにより、一般ユーザがページへのアクセスができにくくする攻撃です。
今回のニュースは、今のところ
■毎日新聞(2005.02.23)
■Asahi.com(2005.02.23)
で報道されています。
まあ、このような攻撃は、時々されていて、2004年8月にもありましたね。このような攻撃があった場合もある程度は防ぐ技術があります。
現在、警察のサイバーポリスが攻撃元を追求しているようです。
しかし、こういうニュースがNHKでも報道される時代となりましたね。
Comments
丸山 様
夏井です。
やっと体調が回復してきました。病院で診察してもいました。色んな原因があったみたいですが,どうやらストレスが一番の原因だったようです。
さて,NHKでも報道されていたアタックですが,毎年2月に必ずやってくる定期便ですね。
困ったものだ。
でも,定期便については予め予想できていたので,それほどひどい被害にならないで済んだと思います。
昨年夏の大規模アタックの際にも同じように対処することができました。
今後の予測ですが,不定期に同じような大規模アタックが発生するようになるだろうと思います。
もちろん,対応可能ですが,ネット全体としてのトラフィックの異常な増大とそれによる様々な機能障害を避けることはできない。
ハブくらいの規模のレベルでインターネットからの一斉切断をすることができるような対応も考えていかないとならない時代になったようです。
また,河川の氾濫対策としての遊水地のようなものをネット上にも構築していく必要性がありそうです。
Posted by: 夏井高人 | 2005.02.24 09:27
夏井先生、コメントありがとうございます。インターネットは従量課金制度ではないので、スパムメールやDOS攻撃のようなフリーライド問題を生じてしまいますね・・・
その分は、回りまわって大多数の善良な利用者が薄く負担しているわけですが・・・
遊水地の考え方は面白いですね・・・
なるほどです。
Posted by: 丸山満彦 | 2005.02.24 09:47