米国 ID詐欺被害調査
こんにちは、丸山満彦です。Better Business Bureau (BBB) と米国の調査会社Javelin Strategy & Researchが米国でのID詐欺被害調査について報告書を作成したそうです。報告書の無料版が読めます。サマリーだけでも結構おもしろいと思いました。
この調査によると、個人情報の窃盗の原因は、オンライン以外(たとえば、財布、小切手帳、クレジットカードの紛失又は盗難など)が68%と、オンライン(スパイウェア、ハッキングなど)の12%より圧倒的に多いことですね。これは、予想される話ではあります。昨年の調査結果を探せなかったのですが、変化が知りたいところです。
すべての原因として最も多いのが、財布、小切手帳、クレジットカードの紛失・盗難で29%、オンラインの原因の中で一番多いのが、スパイウェアで5.2%、つまり20人に1人だそうです。思ったよりスパイウェアが多いですね。
犯罪の発生を早期に発見するためには、残高をチェックするのがよいようです。あたりまえか・・・
詳細は下記ページを参考にしてください。なお、標準報告書は約15万円、詳細報告書は約25万円です。
(参考)
BBBのウェブページ
Javelin Strategy & Research
報告書PDF(無料)
日本語
Goo ITニュース
Comments