コンピュータウイルス 2004年は2003年の3倍
こんにちは、丸山満彦です。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の調べによると、2004年のコンピュータウイルスの届出状況は、2003年の3倍の52,151件だったそうです。(2005年1月6日発表)
このうち、W32/Netskyが15,895件と30%を占めています。W32/Netskyはコンピュータに含まれるメールアドレスを探して、次々とウイルスをばら撒いていくという意味で、感染力が強いウイルスだったので、このような結果になったのでしょう。また、W32/Netskyも含めて最近のウイルスは、オペレーティングシステムの脆弱性を利用するケースが多いので、パターンファイルの更新をタイムリーに行うのと同時に、セキュリティパッチを早めに当てることが感染防止にとって重要となりますね。
IPAの発表
http://www.ipa.go.jp/security/txt/2005/01outline.html
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