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2004.12.21

デジタル家電がネットにつながると・・・

 こんにちは、トーマツの丸山です。2つ前の「情報技術の死角 終わりのない安全対策」の話の論点、「1)ユビキタス時代になり、多くのユーザーが意識していない状態で家電製品がネットにつながっていく時に何を気をつけなければならないのか」です。

 
 新幹線の中で販売されている「Wedge」という雑誌があります。その2005年1月号の「羅針盤」で、「これからは、PUC(パーベイシブ・ユビキタス・コミュニケーション)時代だという話が載っていました。PUCとは、使っていることを感じさせない(パーベイシブ)で、どこでも偏在する、使える(ユビキタス)通信機能だそうです。
 もしユビキタス時代において、コンピュータ付きの機器がインターネットにつながっていることを利用者に意識させないようにしようと考えているのであれば、このような機器を製造する事業者は、セキュリティ上の問題を、十分に意識して対応しなければならないでしょうね。でないと、PL法的な話がでてきそうですね。

 日経産業新聞(2004年12月20日)8面の先端技術「情報技術の死角 終わりのない安全対策 上」では締めが、「情報技術(IT)が一般に普及するほど、対策を意識しないユーザーが増え、メーカーなどにとって予想外の使われ方をするなど問題は多様化の一途。セキュリティ技術開発に終わりはない。」となっています。
 でも、「技術開発の問題」ではなくて、そのようなリスクに思いが至らないメーカーのソフト又はハード開発者の「想像力の欠如の問題」ではないでしょうかね・・・今回の東芝社製のDVDレコーダにおいても実装すべき技術は既に存在していたわけですから・・・

 もし、技術者に新しいもの、便利なものを早く世に出したい、という気持ちが強く、マイナス要因であるセキュリティの問題を無意識的・意識的に避けているのであれば、非常に問題ですね・・・

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