コンピュータウイルスはどれくらい身近か
皆さん、こんにちは。トーマツの丸山です。仲間うちからは、「中身がないぞ・・・」とか、「もっと専門的な内容を・・・」と言われていますが、今回もそんなに専門性が高くない話題です。すみません。本日のテーマは、「コンピュータウイルスはどれくらい身近か」ということを考えてみたいと思います。
会社がきちんと対応しているせいか、私のコンピュータではほとんどコンピュータウイルスを目にすることがありません。それはそれでよい事なのですが、一体全体、世の中(少なくとも日本)では、コンピュータウイルスはどれくらい身近なのかを考えてみたくなったわけです。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)に届けられた2004年10月のウイルス検出数(届出にあたり届出者から寄せられたウイルスの発見件数)は約312万個です。同じ人が同じウィルスを同じ日に届けている場合もあるので、それを1個として数えると4,654件だそうです。平均すると一日に約10万個のウィルスがIPAに届けられているわけです。
また、同じくIPAの調査(PDF)ですが、約70%の企業・自治体は2003年にコンピュータウイルスに遭遇した(感染していないが発見したことがある場合も含む)ことがあると回答しています。
これを多いと見るのか少ないと見るのかは個人の判断になりますが、私は多いように思います。つまり、「コンピュータウイルスは結構身近な存在」ではないのかと思います。。
皆さんも、ひょっとしたら私と同様、コンピュータウイルスを目にしなくなっているかもしれません。しかし、それは皆さんが、加入しているプロバイダーたウィルス対策を適切にしていたり、自らが対策ソフトを導入し、適時にパターンファイルを更新しているためになのでしょう。
でも、決して気を緩めてはいけません(と、私も思いました)。ウイルス対策はわすれずに・・・
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