コンピュータウイルスは五感で感じられない
皆さん、こんにちは。トーマツの丸山です。寒くなったり、温かくなったりと気温の変化が激しいですが、皆さん風邪を引いていませんか?私は、ちょっと風邪気味で熱っぽいです。
さて、先日、コンピュータウイルスに感染するコンピュータのデモを見ました(もちろん、ダミーのウイルスです)。でも、何か違う。いま一つ、ピントこないのです。コンピュータウイルスの話は、雑誌などで見ても実感がわかないから、デモを見たのですが、これまた、「実感がわいた」って感じがしません。
よくよく考えてみたら、コンピュータウイルスって「あーっ、感染した。」と、五官全体で感じられないですよね。自分の体ではないので、あたり前ですが、感染しても、熱がでたり、咳き込んだり、鼻水がでたり、頭痛がしたり、体に変調をきたしません。だから、コンピュータウイルスに感染したパソコンのデモを見ても、「画面が渦巻いている・・・」、「次々とウィンドウが開いていく・・・」、「(画像的に)すげーっ。コンピュータウイルスに感染すると大変だ・・・」などと思いますが、どこか他人事です。
思えば、初めてウィルス対策ソフトでウイルスを検知したのは、7、8年前だったと思うのですが、中国の北京から送られてきたフロッピーディスクがBeijingというウィルスに感染していた時のことです。「おーーー。北京からきただけに本当にBeijingなんだ・・・」と妙に感心した覚えがあります。しかし、やはり、危機感を実感できないのですね。最近でも、時々ウィルス検知ソフトが、ウイルスを検知します。他人事(もっともコンピュータなので他人事なのですが)ではなく、もっと我々も病気にかかった時のように敏感に反応しないとだめですね。
みなさん、コンピュータウイルスに感染すると大変なんですよ。実感できなくても、馬鹿にせずに、少なくともきちんとウィルス対策ソフトを導入して、ウイルスに感染しないようにしましょう。
それから、風邪も引いたら大変です。私の対処法は、「引きかけたと思ったら、温かくしてぐっすり寝る」です。
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